チョークを使っての正しいバイクエンジン始動方法

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チョークを使っての正しいバイクエンジン始動方法

 

冬場になぜエンジンがかかりにくいかというと、
エンジンの中の燃焼室が寒さで冷えてしまうと、
中に入ってきたガソリンが気化しにくく、
プラグから火花が散っても燃えないという現象が起きているからです！

 

ですので、チョークを引くことによってガソリンを強制的に濃くして、
できるだけたくさん気化するようにしてあげます。

今のバイクではだいたい左側にレバーがついていますね。
これがチョークです！
ここを引くと空気の通り道がふさがれて、ガソリンが濃くなるわけです。

 

では具体的な使い方にはいっていきます！

 

まずいつもどおりセルを回してエンジンをかけてみます。
それでかからなければチョークの出番です！

このチョークレバーを目いっぱい引いてやります。
そしてセルを回してみてください！
これで一瞬エンジンがかかるはずです。
そしたらここからはスピードが勝負です！

エンジンがかかった瞬間チョークレバーを元に戻して、
アクセルをほんのすこ〜しだけ開いてやります。
かろうじてエンジンがアイドリングしているというくらいです。

 

あんまり大きく開けすぎるとエンジンがとまってしまいますので、
繊細に扱います！

 

そうしているうちにエンジンが暖まってきますので、
暖気ができたらもう走り出せます。

 

これが正しいチョークの使い方です！

よく間違っている例としては

１．ずっとチョークを引いたままアイドリングをしている。
２．チョークを引いたままアクセルをブンブン吹かす。

こんなことをしていてはエンジン内にカーボンが余計にたまってしまいますので、
チョークを引くのは最小限にとどめてうまくエンジンをかけてやります。！

しかしバイクの車種や状態によって冬場のエンジンのかかりやすさは違いますので、自分のバイクの一番エンジンがかかりやすい方法を見つけていきましょう！

ちなみに私管理人ginのバイクの場合は

冬場は基本的にセルだけではエンジンはなかなかかかりません。

１．チョークを目いっぱい引く

２．キルスイッチをOFFにしてセルを２秒ほど回す
（エンジンオイルを各部にいきわたらせるためです。）

３．１〜２分ほど待ってからセルを回す
（ガソリンが充分気化するのを待ちます。）

４．エンジンがかかったらチョークを戻して、アクセルを少しだけ開ける

これでどんなに寒くてもエンジンはかかります。

ちなみにアクセルを回してアイドリングをあげるのと、
アイドリングねじを回してアイドリングをあげるのは
結局アクセルワイヤーをひっぱっていることなので同じことです。

どっちでもいいですが、私はめんどくさいのでアクセルにしています（＾＾；）